私がはじめにお世話になった「Pythonスタートブック」
全てはここから始まった。
「Pythonスタートブック [増補改訂版]」(辻 真吾 (著)2018/4/12発刊)を紹介します。
Pythonどころかプログラミングの右も左も分からない中、本当にお世話になった本です。
表紙に「いちばんやさしいパイソンの本」「まったくのゼロからでも大丈夫!」って書いてますね。
宣伝に偽りナシです。まさに私がその状態から入門させてもらいました!
オススメする方
・Pythonどころかプログラミングそのものに触れた事ない方
・プログラミングってどうやって始めるの?な方
・そもそもプログラミングって何?な方
(全て3カ月前の私です。)
オススメしない方
・Pythonの基礎をクリアしてステップアップしたい方、それ以上の実力の方
(需要に合わないと思います)
もしかしたらオススメできるかもしれない方
・本人はPython実力者で、初学者に教えようとしてる方(教えるステップの参考になるかも)
・他のプログラミング言語を出来て、Pythonを始める方
(この本でやれば間違いなくPythonを始めれると思いますが、最初が基本的すぎるかも)
私がこの本から学べたこと
・プログラミングはすぐ始められる。
・Pythonの基礎の基礎
・プログラミングってオモシロい!!
では、詳しく紹介していきます。
1.外観・分量
サイズは、B5変型判です。
だいたい縦23cm × 横18.5cmです。
持ち運ぶにはちょっと大きいですが、この本は「読む」というより「使う」べき本です。
大きめでコードも読みやすい方が良いと思います。
厚みが2.5cm、そこそこ分量もあります。
ページ数は352ページ、付録を除けば本文は300ページくらいです。
私が、がっつりと取り組んで、約2週間くらいかかりました。
(平日は仕事があるので、トータル20時間くらいでしょうか。)
2.内容
冒頭に書いた通り、Pythonの始め方を一から手ほどきしてくれます。
一番初めの章のSTEP1のタイトルがコレ。
「プログラミングは難しくない!」
おそらく筆者が一番言いたいのはココだと思います。国語のテストなら赤線を引くところです。
筆写が「プログラミングは難しくない!」の信念のもと書かれているので、全体に渡ってとても丁寧に説明されています。
この本では、
まず「プログラミング、Pythonとは何か?」
次に、「Pythonのインストール」
そして「簡単なプログラムからじゃんけんプログラムの作成」
と進みます。
ここまでたったの30ページ!!
たった30ページで目の前のパソコンとじゃんけんで対決できます!!
ここから先、一つ一つ基礎的な内容の説明をしてくれます。
Pythonで何をやるにしても重要となる基礎の動かし方を学んだあとは、「Webアプリ」「データベース利用」「データ解析」のさわりに入って終わります。
3.ブックレビュー
私をプログラミング、Pythonの世界にいざなってくれた、手引書です。
今にして思えば、学習の序盤って何をして良いか?どういう順序で学ぶべきか?であまり迷わなかったのは、この本の通りにやっていけば、次のステップで困らないようになっていたからだと思います。
プログラミングを全くやった事ない方でも理解できるよう、なるべく平易で専門用語に頼らない説明をしてくれているので、これも助かったと思います。
使い方は、とにかくコードを模写、模写、模写しました。
書いてあるコードを模写して実行すると、書いてあるとおり動く。
これを繰り返す中で、なんとなく分かっていったという感じです。
また、この本の特徴として、ところどころで「何かを作ってみる・やってみる」というのがあると思います。
例えば、途中で「カメを使って図を描写するプログラム」を作成して動かします。
(意味が分からないかもしれませんが、本当にこの通りです)
実際、このプログラムを今後使う可能性はあまり高くないかもしれません。
しかし、コレ、面白いんです。自分の命令通りにカメが円を書くのが感動的です。
このスタイルは、私の今の学習スタイルを決定づけているように思います。
これさえあれば、Pythonをすべて学べるわけではありません。
というか1冊ですべてを学べるようなものではないという事です。
しかし、スタートから基礎まではコレ1冊でだいたい学べると思います。
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